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東方神起茶屋

東方神起(二人)に対する歪んだ愛と腐女子のオタク心を片隅で叫ぶブログ 同時に平和について真剣に訴えていきます。歴史修正主義、差別主義、絶対NO! 
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※妄想小説ですので、閲覧にはご注意下さい。嫌な方は読まないで下さい。

Bangkok Night

『…やばい…!』
チャンミンは指定されたポジションにたどりつく前に足を止めた。
タイ・バンコクでのステージ。司会者の紹介が終わり、これから本番が始まろうという時だった。
今日のポジションは、ユノとチャンミンが舞台の両端に立つというものだったので、立ち位置に向かって二人は逆方向に歩き始めたのだ。が、チャンミンの目に突然何かが飛び込んできたのである。
完全に目の中に入った訳ではなさそうなので、痛くはない。だが、鏡もなく、見えないまま自分で取ろうとすると、失敗して目の中に入ってしまうかもしれない。
『仕方ない、ヒョンにとってもらおう…』
チャンミンはクルリと身体の向きを変え、ユノの方に足を向けた。
ユノもチャンミンの様子に気が付いて、近づいてきてくれる。
「…どうしたチャンミン?」
声をひそめ、少し不思議そうな顔でユノが尋ねる。
「目に何か入ったみたいなんです…」
チャンミンも声をひそめ、自分の目を指さして事情を説明する。
「どれ…」
ユノがチャンミンの瞳を覗いてみると、確かに小さなほこりが目についている。半分は目の中に入っているようだ。
どうしよう…指で取れるかな…?
小さなほこりなので、失敗して目の中に入ってしまったらどうしよう…もうすぐ本番が始まるのに…
『よし、舌で取ろう』
ユノはチャンミンに顔を近づけ、ほこりの付いた目をそっと舌で舐め上げた。
舌の感触を感じたチャンミンは、心臓が飛び出すぐらい驚いた。
ユノの柔らかい舌が自分の瞳の中をまさぐってくる…
潤んだ自分の敏感な部分を、同じように濡れたユノのそれが触れているのだ。
考えただけで、チャンミンの身体を甘美な感覚が走りぬける。
…熱い…
ユノの舌は熱かった。彼は身も心も、どこも熱くて…
舞台の上で、たくさんの人が見ている中、淫らなことをしている気分になってしまう…
ぞくり、とした感覚をチャンミンに残しながらユノの舌は離れていった。
「取れたぞ」
舌についたほこりを指でぬぐい、そのままズボンでふきとる。
こういう子供っぽい仕草をユノはよくやるのだ。
そのまま涼しい顔で自分の立ち位置に戻っていくユノの後ろ姿をチャンミンは恨みがましく見つめた。
『…ヒョン~!本番前になんて事してくれたんです~!』
熱く火照ったこの身体をどうしろというのか~!
心拍数が倍になったように感じるチャンミンは、熱い身体をもてあましながら自分のポジションについた。
『こうなったらダンスにぶつけてやる~!どうなっても知りませんからね!』
この怒気のせいで、いつもの喧嘩のシーンは力が入ってユノの身体に爪痕を残してしまった。
本当はあれぐらいの爪痕ではすまなかったのだが…
あの、ユノが残していった火照りを全部ぶつけたのなら…
 
 
  
※トンペンの方ならほとんどの方はご存知でしょう、2011年4月のタイ・バンコクでのステージの出来事を脚色してみましたv眼球へのキスって感じるらしいですよ~

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