変な意見がくる前に下記に補足追加しました;
※あくまで管理人の個人的な意見を書いています。他の方に押し付けるものではありません。
今の落ち着きムードの時に、いつかくるであろう性的マイノリティーに対する攻撃に備えようと思います。
その1 はこちらですので、出来ればお読み下さるとありがたいです。
読める方だけお読み下さい。
↓
まず、基本的なことを確認しておきましょう。
萌えや、普通のエロ好きや、普通の性欲は当たり前の事で犯罪でもなんでもない、という事です。
好き嫌いはあって当然でしょう。
例えばBL嫌いの方で、
「東方神起の二人をそんな目で見ないで~!」
と思われる方はいらっしゃるでしょうし、そのお気持ちを否定・批判したりしません。
「変態ですみません;隅っこでこっそりやってますんで見逃してくれませんかね~東方神起のお二人を傷つけようとか尊厳を無視しようなんて思っていませんので;」
と、言うしかないですかね;
人によっては「BLとして見ている時点で傷つけている」と見る方もいると思います。
自己弁護っぽく聞こえたら申し訳ないのですが、それはちょっと違うと思うのです。
そりゃ腐女子的には
「ユノとチャンミンがチューしちゃえばいいのに~」とか言っちゃったりしますよ。妄想しちゃったりしますよ。
が、サイン会などで本人に強制的に「チューしろ」とか言いません。
二人がBLとして書かれている漫画や小説を事務所に送ったりしません。
そうした行為は
「東方神起のお二人を傷つける。尊厳を無視している行為」
だとしっかり認識しています。
妄想と現実の区別はついていますし、相手の気持ちを考慮できる冷静さも普通にあります。
もしも、こういった行動をする人がいたならば、腐女子というより「サセンペン」に近いと思うのです。
「相手の気持ちを考えず、自分の感情と気持ちが絶対正しいとして相手に押し付ける」
という点で。
例えば、普通の生活でも仕事で気の合わない大嫌いで憎たらしい上司がいる場合があるでしょう。
「死んじゃえばいいのに~」と思ってしまう事もあるでしょうし、こうした感情は仕方ない。
でも、それは、実際に本人に「X ね!」言う事と同じではないのです。
感情はどうしようもありません。
性的思考も同じです。
自分個人のみや、気持ちを分かってくれる人、共感している人、との範囲で交わすのであれば何も問題ありません。
それ自体は否定・批判されるものではないのです。
ですが、それ自体を「否定・批判」して、排除しようとする動きが常にあります。
大抵は「大多数」の側の傲慢さからきている気がします。
「大多数」=「正しい」ではないのにね。
(私が人との会話で嫌いな台詞の中に「みんなが言っているから」ってのがあります。
皆が言っているから?だから何?私は「皆」じゃなくて「君」と話しているんだけど?と言いたくなるのです;)
こういった少数派を排除しようとする動きは、社会が閉塞的に独裁的になった時に大きくなります。
まさに今の日本のように。
そういった傲慢な独裁的な声に負けないようにしましょう。
そんな社会の有り方は窮屈で、誰にとっても不幸だと思うのです。※下記補足
BL好きは変わっているかもしれないけど、間違っているわけでも、故意に誰かを傷つけようとしている訳でもありません。
同性愛者の方も同じです。
自分たちは悪くない。
では、どういう行動が「傷つける」事になるのだろう?
「普通の性欲」と「性犯罪」の違いは何か?
皆に考えて欲しい、と思うのです。
冷静に反論する為には、ある程度「性犯罪」の知識は必要だと思います。
性犯罪被害者の方の気持ちは、絶対に無視してはいけないから。
性犯罪と日本の法律の問題点など、私なりに分かりやすく説明したい、と思っていますが、かなり慎重になりますね;
被害者の方のお気持ちをしっかり考えないといけないので、緊張してしまいます;
でも、近く、アップしたいと思っています。
※サラ・ロイのお言葉
「母の決断は、戦時中の体験から母が学びとった強い信念に基づいていました。
それは、人間が 自分と同類の者たちの間でしか生きないならば、寛容と共感と正義は決して実践されることもなければ、広がりを見せることもない という信念です」
サラ・ロイ氏:ハーバード大学中東研究所の研究員。パレスチナ/イスラエル問題、特にガザ地区の研究で知られる。
まだ、選挙結果から完全に立ち直っていませんが…;
いや、分かっているのですよ;気持ちを切り替えないと、って;
理性では分かっているのですが、感情がついていけてない、って状態ですね…;
思いの他「維新の怪」の投票率が良かったのことのダメージがでかくて…;
ま、まさかトンペンさんで、こんな差別主義者の権化のようなイシハラ氏とハシモト氏の二人がいる政党を支持している方はいないよね…;(見たことないし)
ユノとチャンミンの母国を侮辱しまくっているのに…(政策への批判なら分かりますが、この二人の場合は完全に侮辱…一般人でもない公人が公の場で発言するのだから、政治家以前の問題、と私は思っています)
もちろん、ユノとチャンミンの母国でなくても、どんな国も、侮辱してはならないのは当たり前。
そうよ、落ち込んでいる暇などないのよ!
ウヨウヨは常に弱者やマイノリティーを攻撃して、憎しみを社会にばらまく。
対策をしておかねば!と、思っていたら…
早速の自民党のマイノリティー攻撃が始まってました…
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/05/kiji/K20121205004710960.html
「同性愛者への人権施策は必要ない」自民 アンケートに回答
性同一性障害の人や同性愛者などで構成する松山市の支援団体「レインボープライド愛媛」が、各政党へ性的少数者についての施策を聞くアンケートを5日までに実施した。性的少数者の人権を守る施策について、多くの党が「必要」と答えたが、自民党は同性愛者へは必要ないと回答した。
ブチッ(きれた)「同性愛者」の人権は守る必要がないだと~!
てめ~はキリスト原理主義者か!
こんな考えが日本に広まったら、ユノとチャンミンがTDLで結婚できなくな…ゴホゴホ…し、失礼しました…;
私の妄想(願望)は置いておいて…;
い、いや、真剣に考えているのですよ…;こんな差別は許されない!
このままでは、BLや性的少数派の方々への攻撃がひどくなってしまうかもしれない…
大抵の場合は「性犯罪」と結びつけて攻撃してきます。
そこで、攻撃の反論に備えて、「性犯罪に対する冷静な知識」」をある程度を知っておいた方がいいかと思うのです。
以前「ポルノ禁止法」という法案が可決されそうになった時、「性犯罪」について少し勉強しまして。
全然、大した知識じゃないのですが…;
世間に間違った考えが浸透してるのが問題だな~と思いましたので、その時の経験をお話させて頂こうかと思います。※本当に性の事を真面目に話ますので、苦手な方は読まないで下さいね;
「ポルノ禁止法」は一見性犯罪被害者を救済し、性犯罪を減少させる法案かと思ったのですが、中身はひどいものでした…
専門家の方からも疑問の声が上がり、反対の声があがったのです。
しかし、ここで一番してはいけないのは
「性犯罪被害者の方を攻撃する事」です。
この法案に喜んでいた「性犯罪被害者」の方を、反対派の人が攻撃していたのをみて怒りが湧きあがりました。
「駄目だろ~!こんなふざけた法案を考えた議員を攻撃するならともかく、被害者の方を攻撃するなんて!
「被害者の方の気持ちを無視したり、性犯罪を許そうなんて思っていません。どうしたらもっと良い法案が出来るか考えたいと思っています」
ぐらいは言うべきだろ~!」
と、思いました。
(もし、そんな攻撃を見かけたら注意を呼び掛けて欲しいと思います)
では、よくある「間違った考え」で
「男をムラムラさせるような恰好している女性はレイプされて当然」
なんて、よく聞く意見です。
まったく…なんじゃそりゃ~!ですよ…
道端で寝ていようが、きわどい服を着ていようが、レイプという犯罪を許す免罪符になるわけないだろ~!
一番思うのは、男性が何故、この言葉に怒らないのか?という事です。
「ムラムラした男性が全員レイプするみたいに言うな~」
と怒るべきではないでしょうか?
ムラムラしたって(させたって)いいのですよ、普通の性欲なんだから!
もし、ムラムラした男性が
男「お嬢さん、僕と今夜一晩…ムフフ…」
女「よくってよ…ムフフ…」
と、お互い合意し、病気と避妊に気を付けて大人の責任で「一夜の恋のアバンチュール」を楽しむのもいいでしょう。
犯罪でもなんでもありません。
そこを間違えてはいけないと思います。
そして、 「性犯罪」は「性欲」の犯罪ではなく、「支配欲」「征服欲」の犯罪、だということです。
加害者は相手を服従させる事を目的としているのです。
実話なのですが、ある「性犯罪」の裁判の裁判長が、言った言葉です。
「これは、性の犯罪ではない。支配の犯罪である」と。
(養父にレイプされた)被害者の女性は、この言葉に共感したそうです。
「養父は私の精神も肉体も人生も、すべてを支配しようとしていた」
だから、「性犯罪」を減少させる為には、「性の抑圧・否定」に向かってはいけないのです。
でも、日本では「性の抑圧」する方向にいってしまいがちです。
「性の抑圧」は「性犯罪に対して逆効果」というのが主な専門家の方のご意見です。
「自分の性的思考」が普通の人と違っていたとしても、犯罪ではないのです。
攻撃されたり、権利を求められなかったり、罵倒される言われはない、という事です。
もちろん、被害者の方が苦しんだり、悲しんだり、セカンドレイプされる事は絶対あってはいけません。
私自身も、ちょっとエロい話を書いたり、アダルトな内容の事を言ったりしていますが;
「犯罪を生み出すものではないし、被害者の方を侮辱するものではありません」
と、はっきり言えると思います(見たくない人に無理矢理見せている訳でもないし)
だから、そこをいっしょくたにした攻撃や罵倒には、冷静に堂々と反論していい、と思うのです。
いろいろ意見を知って、考えたのですが、「一番いけないのは「無理解」ではないか」と思っています。
「性犯罪被害者」の方のお話は、また次の機会にでもお話したいかと思います。
http://www.sachico.jp/
「性暴力救護センター」
SACHICO