一度ネトウヨになったものの目覚めて生還した人の正直な証言のツイートがありました。
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http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6047.html「村野瀬玲奈の秘書課広報室」より
実家でTVの音声聞いてるとほんとに「外国人が日本を褒めまくる」番組増えてるなあと感じる。これ、個人的に怖いなと思っている。なぜなら私が引きこもり時代ネトウヨになりかけたきっかけが、こういう「日本大好き外国人まとめ」みたいなサイトを読み漁ることだったから。引きこもりで鬱だった10年ほど前、私は日本大好き外国話を集めたまとめサイトばかり読んでいた。癒された気になったから。当時自分はあらゆる属性の中で落ちこぼれたと感じていたけど、それでも「日本人」であることは変わらない。
だから日本が好かれると自分が好かれてる気になった。そうやって日本凄い日本素敵なまとめサイトを見続けるうちに、自然とリンクを辿って中韓叩きが多く取り上げられているまとめサイトに行き着いた。すでに日本スゴイエライモードになっていたので、そこに書かれている中国や韓国の悪印象のあるエピソードを素直に信じてしまった。そういったサイトに書かれている事がおかしいと思うようになったきっかけは、コメント欄での女叩きの酷さ。情けない話だけど、外国や外国人が叩かれている時は気にならなかったのに、自分と同じ女という属性が叩かれているのを読んで、やっとその行為の酷さと非論理的な部分に気付いた。一度疑問に思ってから、それまで普通に読んでた中韓叩き記事を読んでみると、理論も根拠も倫理もソースもない酷いものが沢山あった。一時でもそんなものを信じた自分は心底愚かだと思った。そして、そのきっかけが「褒められたい、認められたい」って気持ちだったのを思い出した。だから私は個人的に、「日本大好き外国人番組」が怖いなと感じている。自信をなくしているとき、何の努力もなく手に入る生来の国籍だの性別だのを自己の拠り所にするのはすごく危ないと思う。おだてられていい気分にさせられて、どこへ行き着くのか流されるのか、よく考えないと。トンペンさんの中でも、似た体験した人いると思うんですよ。
ネットの情報だけをみて簡単に韓国や中国に対する嫌悪感をもった人とか。
でも、その情報の裏に根拠や理性があったか?
自分の見方は公平だったかどうか?
一度、冷静になって振り返ってみてはどうでしょうか?
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