嫌韓(?)の言葉のトリック その2
http://shinkihominho.ni-moe.com/Entry/77/
前回を読んで下さり、続きを読もうと思って下さる方のみお願いします。
以下は、私が個人的に思った事を書いています。他の方に自分の考えを押し付けるつもりはまったくありません。
「嫌韓に対する免疫力」を高めて欲しいな~と思い、この記事を書いています。
↓「つづき~」からお願いします
前回の「嫌韓」「嫌中」な人の
「ヨーロッパに留学していた時~~~貼り紙がしてあった」
の嘘ですが、では、この嘘はどこから出てきたのか?
私はおそらく
「日本で「外国人お断り」などの貼り紙を見て思いついた」
のだろう、と推測しています。見た場所を「ヨーロッパ」。「外国人」を「韓国人、中国人」に変えたのではないか、と。
それに「日本でもやっているんだから、ヨーロッパでもやっているだろう」なんて思ったのかもしれません。
残念ながら、日本は「差別大国」なのでこんな「差別行為」は他の先進国ではやらないのです( ̄_ ̄;)
(悲しい事ですが、最近では「●●県民お断り」などの貼り紙行為が問題になったりしましたよね)
私も子供の頃はこういった
「外国人お断り」の張り紙を見かけました。
その時は「お店の人が英語しゃべれないのか」
なんて思ったりしました(あほですね;)
どうして、こんな貼り紙をしているのか問いかけた場合、大抵は
「以前、外国人の客に迷惑かけられたから」
などの答えが返ってきます。
が、これは子供っぽい言い訳です(私も最初は納得してしまいました…;)
それなら「迷惑な客、お断り」と書けばいいからです。私が子供の頃よりは、かなり減ってきましたが、それは、こうした行為に対して外国の方々が裁判を起こし、勝訴している事が大きいと思います。
(「小樽の温泉事件」などが有名みたいです)
裁判を起こした海外の方は
「ルールを守るのは当然のことで、私たちもルールは守る。しかし、私たちはそれ以前の段階で差別を受けた」
と主張しています。
私はその通りだと思います。
「なぜ、差別を許してはならないか」
それは、その国や人々の信頼にも関わる事、人の心の尊厳でもありますが、それよりも
「差別を許すことは、差罰する環境を許すという事。それは自分も差別されることを許すことになる」
が大きいと思います。
現に、最近では「●●県民お断り」の貼り紙がされました(日本人同士で差別)
私は大阪府民ですが
「大阪人お断り」の貼り紙に出くわすかも知れません。
韓国バッシングがひどくなったり、東方神起に対するデマが広まったりした時
「トンペンお断り」なんて貼り紙をされるかもしれません。
日本では「禁じられていないから」です。
「差別を許すことは、自分も差別されることを許すことになる」
それをしっかり理解していなければいけない、と思うのです。
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