日本は国連の人種差別撤廃条約に批准していながら、未だに「人種・国籍差別を禁じた国内法」がありません。
そして、人種差別撤廃条約の中の
「第四条 a b については留保する」とわざわざ言っています(つまり、条件付き「批准」って訳ですね…)
その「留保」している「人種差別撤廃条約の 第四条 a b 」の内容を知りました。
「人種差別撤廃条約」の内容は、こちらのサイトで確認できます。
日本弁護士連合会のHPです。
↓
http://www.nichibenren.or.jp/activity/international/library/human_rights/race_convention.html#0人種差別撤廃条約
その内容とは
つづき~からお願いします
「人種差別撤廃条約」
第4条
(a)人種的優越又は憎悪に基づく思想のあらゆる流布、人種差別の扇動、いかなる人種、若しくは皮膚の色、若しくは種族的出身を異にする人の集団に対するものであるかを問わず、すべての暴力行為又はその行為の扇動、及び人種主義に基づく活動に対する資金援助を含むいかなる援助の提供も、法律で処罰すべき犯罪であることを宣言すること。
(b)人種差別を助長し及び扇動する団体及び組織的宣伝活動その他のすべての宣伝活動を違法であるとして禁止するものとし、このような団体又は活動への参加が法律で処罰すべき犯罪であることを認めること。↑
この内容を日本は「留保」する。つまり
「守るつもりはありません」と言っているのです。
これではまるで
「人種差別を広げる活動を認める」
と言っているのと同じではないでしょうか?呆れるばかり…( ̄_ ̄;)
「人種差別撤廃条約」の内容は、こちらのサイトで確認できます。
日本弁護士連合会のHPです。
↓
http://www.nichibenren.or.jp/activity/international/library/human_rights/race_convention.html#0人種差別撤廃条約
そして、最近起こった「警察の日本軍性奴隷制の問題に関わる市民団体への不当行為」は、こうした日本政府の態度が増長させていると思います。
それに関して「アムネスティ日本」が「抗議声明」を発表しています。
↓
http://www.amnesty.or.jp/news/2013/0222_3835.html「アムネスティ・インターナショナル日本は、日本軍性奴隷制の問題に関わる市民団体の事務所に対し、憎悪行為を続ける団体の主張にもとづいて家宅捜索が行われたことに対し、重大な懸念を表明する」
この声明の中で私が強調したいのは
「国や警察が、差別行為を増長してはならない」というところです。
こんな行為は絶対に許してはならない。
そして、声明の中でしっかり書かれている
「橋下大阪市長による日本軍性奴隷制の問題を否定する発言をただす趣旨で開催された」という部分。
大阪でヘイトスピーチが他地域よりもひどく行われているのは、
市長という立場の人物がヘイトスピーチを繰り返し、差別を増長する手助けをしているからだと思っています。「差別する側」は、このような発言に対して「自分達が大きな力を得た」「俺たちには市長(首相)がついている」と思い、ますます「自分達は正義だ」と錯覚し、つけあがり、増長していくからです。だから「戦争反対」「原発反対」「差別反対」の私は政治家の中でも
アベ氏
イシハラ氏
ハシモト氏
は最悪だと思っています。PR