ユノがカメオ出演している映画「国際市場」が日本でも封切りになったようですね。
この映画で、ユノは実在する人物を演じています(ギャラは全部寄付したとか)
ベトナム戦争のシーンで出てくるようですね…
ベトナム戦争とは…ほとんどの人はご存知でしょうが、アメリカの起こした無意味な侵略戦争です。
アメリカは
「トンキン湾事件」というアメリカの軍艦がベトナム(北側)から攻撃された、と嘘の事件をでっちあげて、ベトナムへの攻撃開始の口実にしました。この虚偽事件のせいで、それまで攻撃に消極的だったアメリカの世論が一気に戦争賛成に傾いたそうです(おそらくマスコミも煽ったのでしょう)
これと同じ手口を使ったのが
日本の「南満州鉄道爆破事件」です。
1931年9月18日。
中国の満州に配置されていた日本軍の「関東軍」が、自分で鉄道を爆破して「中国の仕業だ」と決めつけ、戦争を開始したのです。”満州”の全土と内モンゴルの一部(熱河省)を占領し、翌1932年に傀儡国家『満州国』を作り上げました。
これが「満州事変」です。
(何故「戦争」と言わずに「事変」なのかというと「戦争」にすると「捕虜を虐待しない」などの「戦時国際法」を守る義務が出てくるから)
※最近の読みやすい資料としてお薦めなのが「科学の目で日本の戦争を考える」著者:不破哲三
ベトナム戦争には韓国軍も参加させられ、大勢の韓国軍人が死傷し、今もPTSDに苦しんでいる、と新聞の記事で読んだことがあります。
戦争のような悲劇を二度と繰り返してはならない。
なのにどうして戦争はなくならないのでしょう。
過去の過ちから学ぶ事こそ、もっとも大きな抑止力になると私は思います。だから過去の戦争の過ちを否定する人達こそが、戦争したがっている人達でしょう(自分は戦場に絶対に行かないと分かっている人達)
そんな人達に騙されてはならない、と心から思います。
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング(ナチスの将校)PR