※政治的な内容です私がこのブログを始めたのは「竹島問題」の時、
どうして、こういう行動に出たのか?政治的、外交的にどんな意味があるのか?などの視点から意見を述べている(トンペン)ブロガーさんがいなかった事にとても危機感を覚えたからです。
感情的に敵意を煽っているような書き方をされている方もいて(複数見かけた)
「こんな事書いてたら悪化するじゃないか…」
と思ったりもしました。
私が「正しい」と言っているのではありません。
問題の根本を見つめようとする視点が大切、という意見を述べたかったのです。
そして、「領土問題」「慰安婦問題」「歴史問題」などが出てきた時に、多くの日本人が「日本は常に正しく、他国が悪い」という視点から物事を見つめているのを感じます。例えば最近、話題になっている「中国のガス田開発」ですが、中国が開発しているガス田は中国の領域であるという主張があります。
私は地図を見た時「?」と思いました。
「これって中国の領域じゃないの?」と。
こちらの説明で納得しました。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki2594/8936573.html「大阪弁で世情を語る」
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/searchdiary?word=%2A%5B%A5%EA%A5%C6%A5%E9%A5%B7%A1%BC%5D「誰かの妄想」
このような、冷静で理論的、現実的な説明がないと、なかなか問題の本質に気づかなかったりします。
特に今の日本のメディアは歪んだ報道をする傾向にあります。私たち市民は、問題の本質を見抜く力を持つ事、偏見と差別視点を捨て去る事が必要だと思うのです。
私が最近一番怒りと危機感を覚えたのはこちらのニュースです。
↓
http://www.asahi.com/politics/update/0618/TKY201306180289.html「国連委勧告に従う義務なし」
国連の拷問禁止委員会が
「旧日本軍の慰安婦をめぐって「強制連行を示す証拠はなかった」という政治家らの発言を問題視し、日本政府に明快な対応を求めた」のに、アベ内閣は
「法的拘束力はないから無視する」と閣議決定したのです。
これは
「日本は約束を守らない嘘つきの国です」と言っているのも同じです。
何故なら、日本は国連の「拷問等禁止条例」に批准しているからです。
「批准(ひじゅん)=全権委員が署名した条例を、当該国家において憲法上条約締結権限を与えられた者が確認し同意すること」広辞苑より国連委員会は、きちんと条例を守っているか確認する機関で、その委員会が「ちゃんと守ってないよ。守りなさい」と忠告(勧告)してきたのです。
それを「法的拘束力がないから無視する」「義務はない」って…
それなら、どうして批准しているんだ!って話でしょうよ…;
アベ内閣は日本を「嘘つき国」にする最悪な内閣だな!と思いました。
「アベ氏程、戦後の日本を貶めた首相はいない」
と、おっしゃっている方がいましたが、私もその通りだと思います。
こんな「嘘つき国」と仲良くしたい、と思う国はいないでしょう。
こちらのニュースも私は当然だと思いました。
↓
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013050700848&g=soc「日本より中国」韓国世論
ネトウヨやレイシスト、嫌韓は大喜びしていますが
「世界から日本が嫌われている」という事実を無視しているようです(彼らが自分達の都合の悪い面を無視するのはいつもの事ですが)
「日本より中国」なのは韓国だけでなく、アメリカやフランスもです。
アベ氏が外遊して必死に売り込んでいる「原発」にしても、その国の国民は6割以上が原発に反対しています。
原発事故を起こしておきながら、平気で他国に売り込みにくる国を好きになれるでしょうか?私は去年の衆議院選挙から「日本の崩壊」は始まっていると思っていますが、次の選挙では、その「崩壊の度合い」が決まると思っています。危機感を覚えている人が少ないのが本当に危ないとも思います。
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