「普通の人は戦争を望まない。
しかし、国民を戦争に導くのは簡単だ。
国民には「我々は攻撃されつつある」と恐怖を煽る。
平和主義者には「愛国心に欠けている」と罵倒・非難する。
他に何もする必要はない。
この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
↑
まさに今の日本の現状ですね…
ガンガンに流れている「北朝鮮の核実験」の記事ですが、アベ政権になった途端ですよね…(正確には「アベ政権の復活が確実」と報道されてからでしょうか?)
こうなるんだろうな~とは思っていました…
前政権の時も、これで人気取りしていましたからね…
(だから~ミサイルの脅威を煽るんなら、日本の海岸線に無防備に並べている原発なんとかせんか~何で誰も言わんのじゃ~)もちろん、北朝鮮の行った行為は許せません。
が、この「暴挙」を日本の「軍事力の拡大」「憲法を改悪」に利用するなんて、それこそ「暴挙」じゃないですか。そこは「国民」がしっかり監視していかなければないのですが…
「日本も核を保有するべきでちゅ~!」
などと叫ぶ人達には頭痛が…;
以前にもこのブログで書きましたが、
私が望むのは「賢い政府」です。
「強い(強気なだけの)政府」なんて市民にとって百害あって一利なし;
と思っています。この問題は私の稚拙な言葉より、専門家の方の言葉をご紹介した方が良いかと思います。
「紛争屋の外交論」著者 伊勢崎賢治 2011年3/10発行から抜粋させて頂きます。(赤字は私によるものです)
「日本の世論を眺めると、拉致被害者を救出しようとする人権保護の意識が、いつの間にか「北朝鮮打倒」という好戦的なナショナリズムにすり変わっているような気がします」
「北朝鮮憎し。これはメディアの「刷り込み」の効果であると思います」
「メディアの反応を見ると「北朝鮮は卑怯」だとか「明日は我が身」だとか、感情的なレベルに留まるばかり」
「軍事的にどういう意味があるのか、などの視点から(冷静に)掘り下げた報道があったでしょうか」
「もう一つ考えておかなければいけないのは、北朝鮮の民衆に対する人権問題です。拉致被害者の方の人権侵害と同様に、北朝鮮の人々の人権が侵害されているのも事実です」
「日本が北朝鮮に行っている事(人道援助の停止)は、武力行使ではなくても「戦争状態」と同じものです。「日本人は北朝鮮の民衆がみんな死んでもいい、と思っている」と国際社会が認識してもしょうがないのです」
「日本の制裁措置は、拉致問題解決の為の戦略ではなく、もはや単なる「報復」にすぎないのです」
「とにかく一番してはいけないのは、感情的に主権意識を鼓舞する為に、人権問題を政治利用することです」抜粋終了
以下は新大久保で行われた「反韓デモ」の様子の記事です。
かなりひどいデモです。
特に(10)はひどいプラカードの写真が載っています。
覚悟出来る方だけ読んで下さい。
反発の声が大きかった、というのが救いです。
http://getnews.jp/archives/283762
差別はネットの娯楽なのか(9)――新大久保で反韓デモに遭遇した若者たち「日本人として恥ずかしい」
http://news.livedoor.com/article/detail/7399167/?utm_source=m_news&utm_medium=rd
差別はネットの娯楽なのか(10)―
PR