※東方神起の記事です。かなり個人的な考えでかなり不安な記事となっておりますので、そういうのが駄目な方は絶対に読まないで下さい著者:吉田修一 「国宝」読んだのですが…
以下小説のネタバレあり↓
歌舞伎役者が主人公の小説なのですが、稀代の女形と言われる歌舞伎役者の孤独が凄まじかったです。
「舞台から降りるのが怖い」
「幕を下ろさないでくれ」
そう思った彼は「あちらの世界」に行ってしまうんですよね…
それまでの彼には、同じ孤独を分かっている歌舞伎役者がいたのですが、その人を失ってから孤独がいっそう加速してしまいます。
こういった
「その人をこの世界に繋ぎ止めている人」を失った時に、もう戻れなくなるのではないか、と思いました。
「グランブルー」という映画で主人公のジャックが、友人でライバルでもあるエンゾを失い、あちらの世界に行ってしまいました(愛する女性がいるのに)
漫画なら「あしたのジョー」が力石を失った事でジョーが引き返せなくなったみたいな。
ちょっと…ユノと重なって怖くなってしまいました。
ユノは「舞台で死にたい」と言っていた事がありました。
そしてライブが終わる時に
「僕が一番幸せでした」
とも。
もしかして、「この幸せな舞台から降りたくない」とユノが思ったら、あちら側に行ってしまうんじゃないかって…
今って日韓関係が最悪な時期です。
どちらか嫌いになったり憎んだりできた方が楽なのかもしれません。
出来ない方が辛い。両方大好きで、間に立って、心が引き裂かれている方が。
パパもママも大好きな子供が離婚で争っている両親を見ているような辛さがあるのではないでしょうか。
(「Love Line」のMVで地図に日本がなかった問題で、東方神起から離れた方もいるかと思います。それってある種の防御本能なのかな~と考えたりしました)
ユノもチャンミンもどちらかを選ぶ、なんて出来る訳ない。だから辛いんじゃないかと…
苦しいこちらの世界(現実)にいるより、あちら(舞台)の世界に留まる事を選んじゃうんじゃないかって不安が…
でも、ユノにはチャンミンが、チャンミンにはユノがいるから大丈夫だよね!と思いました。
こんな記事書いてすみません;
