誰も待っていないだろう「アフリカ旅行記」…アフリカ旅行記と言っている割にはアフリカの地についてからの話を全然していませんでした~;
これまでのように漫画onlyだと限界なので、文字で書かせて頂きます;
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日本の羽田空港から中東のドバイまで12時間。
ドバイでトランジットが5時間。ドバイからケニアのナイロビまで飛行機で6時間。
ナイロビ着の時点で20時間以上過ぎておりましたが、身体は思ったより元気でした。
夜中の出発の方が身体への負担が少ないってのが分かりましたね~
出発した時に飛行機の中で寝ればいいから。
ケニアの首都ナイロビで迎えに来てくれていた旅行会社の方に案内され一旦ホテルに。
ホテルは保護区の近くにある高級ホテルでしたが、ホテルに入るゲートで車検査;
「何してるんだろう?」と思ったら
「テロリストに爆弾仕掛けられてないかチェック」しているそうで;
ホテルに入る前も荷物をスキャナーに通すセキュリティチェックがあります(お店に入る前にもありますが、ヨーロッパのほとんどはそういうシステムになりつつあるそうです)
部屋はさすがに高級ホテルだけあって豪華・広い・清潔。
窓から見えるサバンナにすでに
野良シマウマとか野良バッファローがいまくって「ついにアフリカの地に来たのか~」と思いました(空港ではまだ「海外だ~」って感じでした)
翌日にナイロビの空港で搭乗人数20人前後の小型飛行機で自然保護区のマサイマラへ。
広大なアフリカでは小型飛行機はバスみたいなもんで、2番目の停留所で降りてくれ、と言われる。
着いたところはいきなりマサイマラ保護区のど真ん中。
滑走路も管制塔も何もない「到着した人チェックします」的な小さな小屋があるだけ。
もう、すごい…
360度地平線。
あの時ほど
「大地に立ってる~!」
と思った事はなかった。
大陸が出来た時から何万年も変わらない景色がそこにある…
ついに来た~!子供の頃から「行くぞ~」と思っていた地に立ったぞ~!と思いました。
そして、マサイマラ保護区内にあるホテル(ロッジ)へ…
ウエルカムドリンクは何故かの
スイカジュース…;なぜにケニアまできてスイカ?不思議じゃ~;
部屋に案内されましたが、部屋に入った途端一番の不安要素だった
「虫」がお出迎え…
でっかい蠅がブンブン飛び回ってました…おまけに絨毯の上にも大きな屍骸が…
アフリカに行くにあたって一番不安だったのは「虫」でした…
「蚊」はマラリアを媒介するから健康面で怖いし、ゴキ●リは精神的に一番の恐怖要素;
絶対にゴキ●リとの遭遇だけは避けたかった!
結果としてなんとかゴキ●リとの遭遇は免れたものの、一日目の夜から他の虫に悩まされる羽目に…;
ぶんぶん飛び回っている蠅はなんとか撃退しましたが(窓は猿が入ってくるから開けられないので、必死にドアから追い出した)
二日目ぐらいでしたか、入ってきた蜂も必死で追い出しましたがな;
窓と言っても隙間だらけなんで、いくらでも入ってくるんだよな~
自分で用意した虫対策として
1.マラリア蚊対策として部屋にベーブマットを設置しておく。停電に備えて電池式にしたのは正解(ホテルが部屋に用意していたベーブマットはコンセントに刺してあったので停電したら消えとった…)2.部屋を出る時は持ち歩き用ベーブマットをズボンに引っ掻ける。ですが、考えてみればこれぐらいしか出来んのよね;
殺虫剤持っていくわけにもいかんから、蠅・蜂には意味なしだったので上記のように人力で対抗するしかなかった;
ベッドはやはりマラリア蚊対策として蚊帳がありましたが、そのレースカーテンによじよじ上っていた蟻は無視するしかなかった;
そして驚いたのは一日目に遭遇した
「羽根の生えた幼虫みたいな虫」;部屋をうろうろしていたら何か細長いものを踏んだ感触が…
「ペンでも落としたのか?」と足元を見ると「羽根の生えた幼虫みたいな虫」を踏んでいた…
思わず
「ぎゃあ~!」と悲鳴あげましたがな…;
こんな時の為に用意していた新聞紙でバンバン叩いて始末する(←ひどい…)
他の部屋にいるKさんにLineで「こんな虫出た~」と訴えたらKさんの部屋でも出た、と返信を頂く。
写真送ってもらったらそっくりでした…;
( ̄▽ ̄;)1部屋に1匹常駐かよ…そんなこんなで一日目はビクビクしながらベッドに入りましたのよ。
真夜中、ブーブーうなる声が聞こえていたので
「誰かでかいイビキかいてるな~」と思っていたら、
辺りをうろついていた猪である事が後日発覚。「自然の中に人間がお邪魔している」場所なんだな~とつくづく思いました。
本当に素晴らしいところでした。踏んでしまった虫の写真です。
苦手な方は見ないで下さい;