政治の話になりますが、やはり●党の
民主主義破壊しまくり「憲法改正案」を読んで、これは「まったなしだな」と思いましたので、まずは日本の不公平な選挙制度の説明を簡単にしたいと思います。※記事A、B
今の日本の政治が、こんなひどい政治になってしまったのは、「小選挙区制」という不公平な選挙制度にも原因があると思います。
「小選挙区制」とは、選挙地区を小さく区切って、その選挙区の中でトップになった人だけ当選する、という選挙制度です。
分かりやすく、簡単に数字で説明させて頂きます。
↓
まず N国という国がありました。
そこに国会議員は100人。
有権者は1000人。選挙区10区×10。
政党は、A党 B党 C党 D党です。
政党の支持率は、A党40% B党30% C党20% D党10% です。
ならば、有権者の意思が反映された国会議員の数は
A党40人 B党30人 C党20人 D党10人 となる筈です。
しかし、小選挙区制では、トップになった人だけ当選ですから、それぞれの選挙区で支持率が反映された投票結果になると…
A党=40票 当選
B党=30票 落選
C党=20票 落選
D党=10票 落選
となってしまいます。
だから、有権者の40%しか支持していないのに、国会議員100人が全員A党議員になるという、恐ろしい結果になってしまうのです。
もしも、A党が「原発推進」で残りのB党 C党 D党が全部「脱原発」だったとすると…
有権者の60%は「脱原発」を望んでいる事になります。にも関わらず、一人も「脱原発」の国会議員がいない、という事態になります。
そんなバカな…ですよね…
A党の候補者がいなかった選挙区ではどうでしょうか?
支持率は変わらず B党30% C党20% D党10% ですから、A党の支持者達がどうするか?ですよね。
半分は棄権しました(投票しなかった)20%
その半分はB党に10% そのまた半分は C党5% D党5%に投票したとすると…
B党=40票 当選
C党=25票 落選
D党=15票 落選
と、いう結果になりますので、B党の議員が当選します。
だから、よく聞く言葉が「選挙協力」 です。
B党が自分も当選したいから、A党に候補者をたてないでくれ、とお願いして選挙協力を求めます。
A党は「では引き換えに原発推進になれ」などの取引をもちかけます。
B党は「原発推進」になったら、支持率が下がるかもしれないから「黙っておこう」となり、ぬけぬけと立候補します。
有権者の中にはA党と選挙協力した時点で「脱原発を止めたな…」と気づく人もいますが、ほとんど人は気づきません。
そのまま、A党とB党だけの国会議員になり、結局、誰一人も「脱原発」を言わない国会になるのです。
有権者の60%は言っているにも関わらず…
今の日本はこういう状態に近いです。
比例代表区がまだあるので、なんとかここまでひどくはなりませんが、次の選挙で1党が過半数を獲得すれば、「比例代表区の廃止、もしくは議席数削減」を採決させると思われます。
以前の記事で
「東方神起の単独ツアーの開催の中止・延期もありえる」
と、書きましたが、あながちでもありません。
来年は大丈夫かもしれませんが、その次の年はどうか?
ユノとチャンミンが兵役を終えて帰ってきた時、日本はどういう状態になっているのでしょう?
K-POPを聞くなどと、そんな非国民な行為は許さん!
みたいな状態になっていない、とも限りません。
●党の民主主義破壊しまくり「憲法改正案」が通ると、そうなる可能性は低くないです。
何故なら、私たちの自由と権利が奪われまくっているからです。 ※記事A、B
その中には当然「好きな音楽を聞く自由」も入っています。
それぐらい、ひどい憲法改正案です。
私は不安を煽っているのではありません。
このブログの趣旨である「10、20年東方神起を応援していきたい」だけです。
しっかりと、現実を見つめ、一人一人が考えなければならない、と思うのです。
どんな選挙結果になっても私の
「戦争反対」「原発反対」「差別反対」は変わらない、と覚悟決めましたけど…
厳しいどころか、命がけのいばら道になる可能性も出てきましたよ…マジで…;
※記事A
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0856f178d67d727c54d80591e3364b57