先日、姉が
「12月の嵐のコンサートチケット当たった~v」と喜んでいました。
今年の8月頃に呼びかけられていた
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「私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」
の効果が出てきたのかな~と思いました。
「入手困難」と言われ続けていた嵐のチケットですが、ちゃんとファンクラブに入っているファンにチケットが当たるようになったのか、と嬉しかったです。
そんな時にこんな記事が新聞に載っておりました。
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「チケット高額転売 音楽家こぞって反対」音楽業界4団体が8月に呼びかけ、多くのアーティストが賛同した、チケット高額転売に反対する声明に、その後も賛同が広がっています。転売サイトは、出品者が自由に額を決め、買いたい人が連絡を取って取引が成立する仕組みで、転売サイトの運営者は取引額の数%の手数料を取ります。数万件が出品されており、仮にすべて買い手がつけば、総額で数億円規模に。しかし、転売で出た利益が主催者やアーティストにわたることはありません。音楽業界4団体による声明は「組織的・システム的に買い占めるごく少数の人達の為に、チケットが本当に欲しい数多くのファンの手に入らない事に強い憤り」を表明。ファンは高い金額を払うことで「何回もコンサートに楽しんだり、グッズを購入」する機会を奪われているともいいます。路上や公の場でのダフ屋は、各都道府県の「迷惑行為防止条例」で禁止されています。しかし「不正転売であるダフ屋行為を禁止した条例は、ネット上を想定していない」と言われています。条例がネット上にも適応できるのか、議論もすすんでいません。一方で「高額転売されたチケットを主催者が無効とすれば、転売した側は「入場できないチケット」と知りながら売った、ということで詐欺罪になります。また、転売チケットかどうかを確認する必要が生じるなど、正常なイベント運営を妨害し、混乱をもたらせたということで、業務妨害に問える可能性もある。悪質なものに関しては逮捕・起訴もありえます」と弁護士さんは指摘します。効果をあげた例もでています。昨年10月、テーマパークの「USJ」は、転売目的で買い占められたチケットの無効化を発表しました。転売業者に「無効化を知りながら転売すれば、刑法で詐欺罪に問われる」と警告文を送ったところ、大半の転売業者が転売チケットの購入者に返金し、転売チケットはほぼ姿を消したといいます。「価格は需要と供給にバランスで決まるのだから人気チケットの高騰は当然」との意見もありますが、チケットは「商品」ではありません。法律的には「イベントに入場させ、観覧させるという契約」を証明する「証券」と考えられます。チケットや規約に「利益目的の転売禁止」と明記してあれば、主催者は法的に譲渡を禁じることが出来、違反に対しても無効とするころが出来ます」ファンの一部には「正規で手に入らないから転売で買う」という人も。しかし、正規チケットを大量に買い占められているから正規でチケットを買えない。転売チケットを買えば、そのような業者や個人を潤すことになり、さらに高額転売を加速させてしまいます。声明発表側は「すべての転売を否定するものではない」と言います。予定が変わったなどで参加できなくなった人がやむを得ず転売することもあり、声明でも、救済の為の「二次流通マーケットシステムの形成」を急ぐとしています。(声明をだした4団体)日本音楽制作者連盟日本音楽事業者協会コンサートプロモーターズ協会コンピューター・チケッティング協議会(H28.9.22 新聞記事より抜粋)確かBさんのファンクラブでは、ファンクラブで販売したチケットをファンクラブ会員の間で一度だけチケットを転売・交換(戻しだったかな?)できるシステムが提供されていたと記憶しています(もちろん正規の値段)
いわゆる「二次流通マーケットシステム」ってやつですね。
このシステムが発表された時は「画期的だな~」と思いました。
こういったシステムを「チケットぴあ」などの正規業者で取り合つかえるようになれば、悪質な高額転売がもっと減るかもしれません(そういう構想があるから声明団体の中に「コンピューター・チケッティング協議会」がいるのかな~と思いました)
東方神起でも、悪質な高額転売者が現れて、問題になったりした事がありますよね。
特にK-POPは転売側が「兵役」をちらつかせて、ファンのチケット購入意識を煽ったりする例もありそうです。
「二次流通マーケットシステム」の構築も大切ですが、
ファン側が「悪質な転売者からは購入しない」という意識も大切かと思います。「これってヤバイかも…」と思ったら、すぐに購入を止めましょう。気を付けましょうね。

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