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東方神起茶屋

東方神起(二人)に対する歪んだ愛と腐女子のオタク心を片隅で叫ぶブログ 同時に平和について真剣に訴えていきます。歴史修正主義、差別主義、絶対NO! 
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では、以下は映画「黄金を抱いて翔べ」の感想です。
ネタバレ有りなので、まだ映画をご覧になっていない方は読まない方がいいです;
まったくの個人的感想と検証ということをご理解下さいませ。
今回は完全に物語の内容を話しますので「続き~」に入れますね。

 ↓



実は二回目観てきました;
感想は上手く書けなくて、他のネットでも確認の為にちょっと書いたり(Yahooとか)していたのですが、やっぱりもう一回落ち着いて観たいな~と思って観てきました;不器用ですから…;(by高倉健)
私は映画が公開される前に原作を読み始めたのですが「結末は映画で観たい!」と思って途中で読むのを止めて、情報もシャットアウトしました。
これが、案外よい方向に行きまして、登場人物の関係や、ややこしい物語の伏線は分かったけど、黄金強奪のところは結末を知らないのでハラハラドキドキして観れたんですよね~ この方法はちょっとお薦めですねv
まず、俳優さんですが、誰も文句言わないだろうってぐらい全員はまってました(多分「この映画は嫌い」と言う方も俳優さんの演技に文句はないと思います)
皆さん、すごく演技が上手かった。小説という二次元の登場人物に、完全に「肉体」を与えたって感じ。特に西田敏行さん、出てきた瞬間、空気が変わりましたね。緊迫感の密度が増して、さすが名俳優ってことを再確認しました。
あの俳優陣の中にいて、まったく「浮く」事なかったチャンミンもすごいです。
本当に「モモ」がそこにいました。「モモ」という架空の人物を現実世界に引き上げてきたのはチャンミンの演技だし、チャンミンしかできなかったと思います。これは贔屓目なしで。
さて、物語ですが、最初に幸田が出てきた時は、画面に緊張感とかあまりないです。北川とか幸田も野田も、まだ実感なかったかと思うのです(幸田はずっと不機嫌)
北川の家で話を始めてから、緊張感が出てきました。幸田も乗り出して本気モードになってきてるし、野田も「君らどこまで本気なん?」って言い出してる。
余談ですが、春樹は幸田の事好きですよね?懐いているって言い方も出来るけど、湿布貼るシーンだけでそれが分かる演技もすごいな~と思いました。
「黄金強奪」する6人中5人は「お金が出来たら何かする」ってまったく思ってないですよね(野田だけ借金の話がある)「強奪する事」に意味があるというか、犯罪という形でしか「社会」と繋がっていられない、生きる意味を見いだせない人達の集まりのような気がします。北川は黄金を取っている時でさえ「次はダイヤモンドだ」とか話しているし、モモにしても「爆弾」の話が出てきた途端、乗り出してくる。
それが、この物語全体に漂う「空しさ」なのかもしれません。飲んでも飲んでも渇きが癒えない砂漠みたいな。
私が一番好きなシーンは皆でゾンビ映画を観ているところ。
普通の生活を知らないモモの為に、「社会勉強」と称して観にきた感じで、モモが皆の中である種の「癒しの存在」であるように思えて、すごく微笑ましかったです。「もったいない」って言うモモも可愛かったしv
モモって爆弾工作員なのにすごく純粋だと思うのです。純粋培養されたっていうか、俗世間の汚れを受けていないような。スパイやめたら命を狙われても殺さない。
だから、皆の中で「癒し的存在」になって、幸田もモモにだけ心を開いたのかな~と。
罪を引きづった者同士がお互いを大切に思うようになる。幸田にとってモモが「社会にいる意味」になる。
だからこそ、裏切者を許せず殺しにいくのですが…
映画ではモモに対する思いの深さを表す台詞がカットされていたので、そこが伝わりにくかったかも。
しかし、裏切者は自らに罰を与えていた訳です。
一番怖いのは「裏切者」ではなく、「裏切りを強制させる存在」かもしれません。
この物語の中で私が一番「怖い」と感じたのは末永です。
モモを狙う人達って結構間抜けでした;銃の扱いも幸田と変わらないぐらい下手だし、殴り合いでも北川に負けているし。
でも、末永は違いました。鏡を使って位置を確かめて発砲して、一般人が尋ねてきたら「うるさいから注意してやったわ」と誤魔化す。
この人嘘をつき慣れてる、騙し慣れてる、人を殺し慣れているんだ、これからも騙して殺していくんだ…と思ってぞっとしました。
ちょっと話は映画から逸れますが、今回「他国の言葉を理解するって大きいな~」と実感しました。モモがお兄さんを撃つ前に「ヒョン…(兄さん)」と呟く言葉とか、モモの回想シーンで妹が「オッパ(兄さん)」と話す言葉なんですが、東方神起を好きになってから、ハングル語を聞くようになったので、字幕なしでもそこだけ意味が分かったんですよね~「心に響く」度が違いました。
他国の文化に触れるってやっぱりすごく大切だ~と思いました(自分の視野の広さが全然違うようになるから)
そして、結末ですが、映画を観てから残りの小説を読んだので、結末が違うのに少し驚きました。
映画になったのは初稿の結末だったみたいですね。その後、変更したみたいですが。
作家さんや漫画家さんが、昔だした作品を書き直すっていうのは時々見かけます。
「書いた時は未熟だったから、書き直したくなる気持ちは分かる」と某漫画家さんが言ってました。
う~ん、どうなんだろ~、私が書き直したのを知っているのは「デビルマン」と「間の楔」って小説ぐらいなのですが~;(レベル低くてすみません;「デビルマン」は直接読んだ訳ではなく、友達から聞いただけですが)
確かに初稿の時って「雑」っぽいところがあるのですよね。でも、雑だからこそ「荒々しい激情」が感じられるっていうのもありまして。木の板に残った爪痕のような感じ。
デビルマンって明らかに「伝えたいものが作者のキャパを超えている」のですけど、だからこそ作者の手の中から溢れている部分にすごい迫力が感じられたように思うのです。
成熟したら「丁寧」になるのですが、その「荒々しい激情」は小さくなってしまうのも事実というか。
「黄金を抱いて翔べ」も初稿の結末はあまり救いがないかな。書き直した方は希望があるように思えます。
私の勝手な解釈なのですが
「初稿は自分が書きたいものを優先し、直した方は読者に伝えたいものを優先した結末」
ではないかな~と。
だから、どちらが良い、とか言えない気がします。
これは観た人、読んだ人がそれぞれに感じれば良いのでしょうね。
あ、ダイナマイトを奪う時に、モモがトラックに飛び乗るシーンかっこよかったです~動きが機敏なの~vあそこだけ何回も観たい~(そこかい…)
では、稚拙ながら「黄金を抱いて翔べ」の感想を終わりたいと思います~ありがとうございました~カムサハムニダ~

パンフレットで「チャンミンはまた声がかかると思う」と監督が話してましたが、私もそう思いました。それぐらいの演技であり、存在感だったと思います。
その時は集中して演技出来たらいいですよねv
そうそう、最近、映画「男女逆転大奥」の宣伝を見ていて
「女将軍に美男が三千人?ユノとチャンミンだったら、すぐ連れてこられちゃうよ!激危ないわ!超逃げて!」
とか妄想してしまいました;あほですね…;
でも、そんな設定の映画もちょっと観てみたいな~なんてね~;
プロデューサーさん!そんな激萌えな企画をよろしく頼むよ!ヨンファブタケヨ~(映画お願い~←合ってるのかな?多分違うよね;)
参照文献↓ だからレベル低いんだっつーの;





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