※意見がある方はHPのメッセージかメールでどうぞ私がこのブログを始めるきっかけになったのは、大手トンペンブログで「非常に問題がある」と感じたブログがあった事です。
(普段は特定のブログの批判は避けておりますが、一年程前に閉鎖したブログなので書きます)
このブログは今は閉鎖していますが、一番の問題点は「問題の本質を歪める」事だったと思います。
「問題の本質を歪める」とは何か。
実は、これは
「日本の伝統芸か?」と思うぐらい、日本社会・日本政府がよく使う誤魔化し方なのです。
例えば「国際司法裁判所(ICJ)から南極海における日本の捕鯨中止命令」がニュースになった時
「日本の伝統である食文化の危機!」
という訴え方をしていました。
肝心の「何故、捕鯨中止が言い渡されたのか」はうやむやにしたまま。
某ニュースの記事を以下に転載します
↓
『南極海での日本の調査捕鯨は国際法に違反するとして、オーストラリアが即時中止を求めて起こした訴訟の判決が31日、オランダの国際司法裁判所(ICJ)であった。ペテル・トムカ裁判所長は、最大1035頭の枠で実施している現在の調査捕鯨は「科学目的のためとは言えない」として、中止を命じた。事実上、日本が全面敗訴した』つまり
「調査捕鯨」という見せ掛けで、大量の捕鯨漁をしていた日本に対して国際社会が「NO!」と言ったのです。が、日本社会も日本政府も自分達の都合の悪い事実は隠したまま「食文化が失われる!」と
問題をすり替えて誤魔化したわけです。私が「問題がある」と感じたブログ主も、この誤魔化し方をよくする傾向がありました。
特に「攻撃を促す・憎悪を煽る」傾向は非常に「質が悪い~」思いました(その「煽り」に煽られて他ブログを攻撃したりする方々自身も問題ですけどね)
今、問題になっている「「慰安婦問題」における朝日新聞記事」ですが、朝日新聞の記事は比較的まともでした(「吉田証言」の訂正を含む)
問題の本質はそこにあると思います。
「朝日新聞の書いた記事」は本当に問題かどうか
それなのに池●氏がしゃしゃりでてきて、朝日側がおかしな対応をした為に、別方向へ騒動が広がり、歴史修正主義者たちが問題の本質を歪ませ、誤魔化してしまいました。
「吉田証言」が「慰安婦問題」のすべてであるかのような雰囲気を作ったりなど、結果「朝日新聞が悪い」という空気を世間に作り出してしまった
上記の「捕鯨中止」ニュースと同じ
「裁判所の判決は日本にとって不当である」
かのような空気を作りだしたように。
私が「問題がある」と感じたブログも「竹島問題」において、問題を歪ませていました。
このブログ主は泉●氏の記事を紹介していましたが、この泉●氏の記事は問題をすり替えて誤魔化している非常に悪質なものでした。
書いてある事は上記の「誤魔化し」と同じく
「日本側の都合の悪い事は隠し、他の問題にすり替える」ものだったのです。
私はこうした
「リベラル気取りの文化人の無知な「日本は悪くない誤魔化し発言」ほど質の悪いものはない」と思っています。
泉●氏もこのブログ主も、
まともに「竹島問題」を勉強したことなどないでしょう。そんな誤魔化しに簡単に共感する大勢の日本人達…(トンペンも含む)
何故、共感するのか。
それは結局
「日本は悪くない。悪いのは相手側」
という自分にとって耳触りの良い虚構にしがみつきたいからではないでしょうか(全員とは言わないけど)
それがどんなに幼稚で恥ずかしいことなのか、気づくべきだと思います。
私は日本人として、今の日本国民と政府を心から恥ずかしく思います。
今回の事件において、分かりやすいブログがありましたので、こちらを読んで頂きたく思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki2594/11079227.html止まらないガラパゴス化…
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20140828/1409261230朝日検証以降、マスメディアもインターネットも朝日批判するそぶりでデマを流す競争をしている件について
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5949.html「憎悪商品」に異議を唱える出版人を支持します (2)
PR