「私の朝食の邪魔にはならない」米国が1983年にグレナダに侵攻した際、チリ、グアテマラ、ウルグアイの軍事独裁政権以外、ほぼ全てのラテンアメリカ諸国から非難された。国連でも、圧倒的多数が侵略反対に投票したが、レーガン大統領はこう言い放った。「国連に加盟している100カ国は、我々が関与しているほとんど全てのことについて、我々に同意しないが、それは別に私の朝食の邪魔にはならない」と。●日本もついに「死の商人」の仲間入り
フランスパリの郊外で開催中の国際的武器展示会「ユーロサトリ」に日本企業が初めて参加しました。
今まで禁止されていた日本の「武器輸出原則禁止」をアベ政権が撤廃したからです。参加した日本企業は三菱重工、川崎重工、日立製作所、東芝、富士通、NEC、など。
アベ政権は武器輸出を積極的に推進する姿勢を明確にしており、政府の呼びかけで参加した企業もあります。武器展示場の外では軍事企業に対し、市民グループが抗議行動を行いました。
「武器商人は人殺し」
「子供達を死なせるな」
「戦争をさせる為に子供を産む女性はいない」
などのプラカードを掲げました。
抗議に参加した女性の一人ジミー・アネさん(31)は
「日本は第二次世界大戦以降、平和憲法と平和主義の伝統をもっていた。その日本が軍国主義化していくのはとても心配」と話しました。
(2014.6.19新聞記事より抜粋)
日本人はそう思っているんですか?日本が輸出した武器でなんの罪もない子供達が殺されても「私の朝食の邪魔にはならない」
と。●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。だが、国の政策を決めるのは、結局その国の
リーダーたちだ。民主主義であろうと、ファシズムの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは
同じだ。
『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と訴えさえすればいい。この方法はすべての国で同じように効果的だ」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス・ドイツ最高幹部/秘密国家警察(ゲシュタポ)創設者
●つまり日本人全体が夢中になって互いにだましたり、だまされたりしていたのだと思う。つまりだますものだけでは戦争は起こらない。
だますものとだまされるものとがそろわなければ、戦争は起こらないということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである。
そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、
あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである(映画監督伊丹万作「戦争責任者の問題」(『映画春秋』1946年8月号所収)
PR