㈱貧困大国アメリカ 著者:堤 未果本書で警告されているアメリカデトロイトの破たんは現実のものとなりました。
TPPは日本の経済を破壊する、と言われています。
しかし、マスコミや政府の宣伝によって、その危険性はほとんど知られていません。
この著書はすでに多国籍企業によって破壊されたアメリカの姿が書かれています。
これは、TPPによって参入してくる多国籍企業に破壊される明日の日本の姿と言っていいでしょう。
韓国ではすでに「米韓FTA]によって、貧困の格差が急速に進み始めているといいます。
この本に描かれているのは、本当の事です。
大げさな事を言いふらして、危機感を煽って洗脳する本ではありません。
私自身が調べた事や、何年も前に警告されていた事、アメリカの友人から聞いた話などと全部重なっています。
中でも怖いのは
「医療制度の崩壊」「多国籍企業による食糧の独占」「経済型徴兵制度」だと思いました。
悪名高いモンサント社などは、その「食糧独占」の筆頭企業です。
※モンサント社はベトナム戦争において、あの「枯葉剤」を作った企業これらはすべて「貧困」を生み出す同じ輪の悪循環制度です
●政治家への献金などで、大企業だけに都合のいい規制緩和と規制強化を可決させる●それらの規制緩和と規制強化で中小企業がつぶれる●大企業の独占になったら後はやりたい放題。市民に他の選択肢はない●独占によって貧困の格差が広がる●貧困から抜け出そうと「軍隊」に入る若者が急増。「戦争ビジネス」の拡大で戦争が終わらない。●軍事費の拡大で福祉予算、医療予算、教育予算が削減される●ますます、貧困格差が広がり、大企業による独占がすすむ最近、ゆうちょとアフラックが企業提携しました。
これは、外国保険会社が日本の優れた保険制度(かんぽ保険など)をつぶす為の提携と予想されます。
アフラックは一番クレームの多い保険会社で悪名高い(業界では有名らしい)
簡単に今のアメリカの現状を知りたいのなら、こちらのコミックもお薦めです。
(ただし、オバマ大統領の誕生で終わっていますので、その後のオバマ大統領の裏切りは描かれていません)

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