少し前ですが、トンペンさんのショックな言葉を目にしました。
「ユノとチャンミンが日本人になればいいのに」その方は、韓国政府について批判しており「これだから韓国は～」と発言した流れから出てきた言葉でした（「反日」という発言もありましたので、歴史問題なども知らないというのが分かりました）
私は腹がたちましたし、悲しくもありました。
日本は常に優秀で正しく、韓国は劣っていて悪い、という見下した視線を感じますし、そんな言葉を聞いたらユノとチャンミンはとても悲しむだろうと思います。
二人のご両親に対しても、ひどい言葉だと思います。
ユノとチャンミンは韓国人なのです。何が悪いのですか？ユノとチャンミンは韓国で生まれ育ち、その国でいろんな経験をしてきたのです。
どれか一つが欠けても今のユノとチャンミンではなかったかもしれません。
トンペンさんは、今の韓国人であるユノとチャンミンが大好きなのではないですか？
ならば、それを否定するような事は言うべきではないと思います。
何より人種という属性は「脱げない」のです。だから、その「脱げない」属性に対して、勝手に優劣を決め、攻撃し、罵倒し、否定する「人種差別」は、最も醜い行為の一つであり、絶対に許してはならないのです。韓国政府に対して言いたい事があるのなら、冷静な意見で反論するべきだと思います。
この時は、本当かガゼネタかは知りませんが、どうやら「韓国政府が日本の韓流ブームを再熱させる為に東方神起を五人に戻す計画がある」みたいな噂に対して怒っていたようです。
それならば、例えばですが
「その計画に対しては反対です。ユノとチャンミンの二人の東方神起は日本で絶大な人気を誇っています。五大ドームを成功させ、海外アーティストで初めての日産スタジアムライブを成功させました。日本での韓流ブームを再熱させたいならば、今の東方神起をプッシュした方が確実ですし、リスクもほとんどないと思います。五人組の東方神起を復活させたとしても、事務所契約やメンバー同士の気持ちなど、問題が山積みです。また分裂などの事態になった時はマイナスになりかねません。リスクが高すぎると思います」こういった意見で反論してはどうでしょうか？
感情のままに韓国の悪口を言ったところで、何も良いことはありません。
東方神起にとって1ミクロンも良い方向にはいかないでしょう。
「嫌だ」「嫌い」と思う事は悪くありません。感情はどうしようもありません。
駄目なのは「私が嫌いなものは悪い」と善悪の定義で決めつけてしまう事です。逆に言えば
「誰にも韓国のアーティストである東方神起を好きな事を悪い（東方神起は何もしていないのに）と決めつけて非難する権利はない」ということです。
「怒りやショックの感情に呑まれると、人は冷静な判断力を失ってしまいます」By「㈱貧困大国アメリカ」堤未果私も勉強中だし、間違う事も多々あります。
間違えば、反省してやり直して、気を付けよう。その分少しだけ成長できる。
それは自分が豊かになれるって事じゃないかな～と思うのです。
PR
