※「政府のものになる」を「公庫にはいる」に書き換えました。
分かりやすいかと思いましたが、正確ではないので訂正しました。申し訳ありません。
いつでしたか、チャンミンが
「ペンギンを守ろう」バッグを持っていた時がありましたね。
↓

こういった社会的な行動を注目を集める方々が発信してくれるのはありがたい事だと思います。
先日
「みどりの遺言」セミナーなるものをうけてきました。
「みどりの遺言プロジェクト」日本では法的相続人がいない人の遺産は※公庫に入っちゃう(政府のものになる)そうです~(2017年は約525億円だったとか…;)
自分の持っていた財産が、
何に使われているのか不明なのは嫌だ~と思われる方は遺言書を作成しておくのがお薦め~という弁護士さんのお話でした。
自然・環境保全に興味のある方は、自分の遺産の一部をそういった活動している団体に寄付という形で遺す事も可能だそうです。
自分が納得いく使い方をしてくれると信頼があるなら素敵な遺産相続になるのではないでしょうか。(チャンミンが押してたペンギンを守る活動をしている団体とかね★)ただし、なんでもかんでも寄付していい、って訳でもなく~;
例えば「所有している山をあげます」となっても管理できるかどうか、って問題がありますので簡単にはいかないようです;
がけ崩れなどが起きると、それを整備しなければいけない義務が所有者に発生してしまうから。
話してくれた弁護士さんは
JELF(日本環境法律家連盟)の会員さんでした。
有名な(らしい)アマミノクロウサギ事件の話など、ちらっとしてくれました。この事件ではアマミノクロウサギを原告として環境保全の裁判を起こしたそうです。
別にふざけてやった訳ではなく、海外の
「自然や動物にも権利がある」という考えに基づいて起こした、との事(自然・動物・環境は声があげれないから代弁者になっただけ)なるほどね~
具体的な例で遺言書文案など教えてくれました。
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例:財産は 家・土地(価値:2000万円)、貯金2000万円、株2000万円
遺言作成者の考え
「家は妻に遺したい」「長女は結婚して近くに住んでいるから妻の面倒みてくれるとして株を全額渡したい」「山登りが好きだから環境を守ってくれる団体に100万円寄付したい」「長男は遠くに住んでいて自分で生活できているし、自宅建築時に500万円援助したから残さなくていいか」という事で以下のような遺言書を作成
1.不動産と貯金から3項の寄贈分を除いた残額を妻に相続させる2.株式は長女に相続させる3.環境保護団体に100万円遺贈する付言事項認知症に妻に不動産と貯金を相続させ、老後を安心して過ごせるよう、その管理を長女にお願いする。苦労する長女に株式を遺します。長男には自宅建築に500万円援助しているので今回は我慢して欲しい。ただし、妻から相続する時は長女と話し合ってバランスを取って欲しい。妻の事を頼みます。また、生前お世話になった環境団体にささやかながら遺贈いたします。遺言作成日:○月○日 遺言者:○○○○こんな感じだそうです。
なんつーか、「遺言書作成」って縁起でもないって思う方もいるけど、実際には逆で
「遺言にふさわしい生き方をしていこう」と思われる方も多いそうです。
あと、
「安心」とかね。
私も考えようかな~と思いました。
財産なんて微々たるもんだけどさ~
政府のもんになるのは嫌じゃ;